ひとりっ子7歳児とゆっくり学習ブログ

全員オタクで自分の好きなことにしか興味のない家族ですが今のところ仲は良いと思います。のんびり教育ママやってます。

ヨンデミーの選書がだんだん重くなってきた

最近、読書学習の習い事のヨンデミーの選書が重くなってきました。あ、題材がってことね。小2で重松清が理解できるかなぁと心配になったけど結構真剣に読んでました。

私も読みましたが大人でも貧困・差別・自由などについて深く考えさせられる内容になっており、どれも間違いなく良書です。私は重松清は学生の頃から好きですが、きみの町は初めて読みました。震災の話が間に挟んである構成になっています。どの話もリアルで想像するだけで涙が滲むのですが、最初の話と最後の話とは途中文体まで変えて明確に区切ってます。それなら単に半分に分けてもよかったのではと思ったけど、なにか意図があるのかな、私は読み解けませんでした。でもどの話も説教くさすぎず、子供の世界でもよくあるシチュエーションを小学生低学年でも理解できる平易な言葉でうまくお話にしています。

こういう話を読むと言葉にできないモヤモヤや、やるせない気持ちが残るのですが、親としてはこういうモヤモヤを大切にする子供になってほしいなぁと思います。

多分上の本の推奨年齢は小学校高学年ですね。息子はまだここまで複雑な感情は持っていないし、経験はしていないでしょう。ただ、もう少しお兄さんになったらこんなことも考えたり、経験したりするのかな。と思うだけでも十分だと思います。

最近は息子の感想も一段階変化したように思います。今まではその本で起きた事象についての感想が多かったけど、最近はその本のテーマについて自分なりに考えたことを感想にしてます。息子の精神も少し成長したのでしょうか?

この夏も沢山本を読んで沢山色々なことを考えてほしいなぁと思います。まぁでも重い話も読んでると疲れるからたまには何も考えず楽しい話も読んだらいいと思うよ笑